P18-088 | |
特許出願日 | 2018年7月30日 |
発明者 | 奥田 洋明、尾﨑 紀之、他 |
発明者の紹介 | 医薬保健研究域 医学系 准教授、医薬保健研究域 医学系 教授 |
発明の名称 | 神経障害性疼痛の医薬組成物 |
発明の用途/応用分野 | 慢性的な痛みに悩む方に対するサプリメントの開発、構造類似体を用いた医薬品の開発 |
概要 | 現在、およそ5人に1人が腰痛や関節痛など慢性的な痛みに悩んでいるといわれている。マウスを用いた慢性痛のモデルにおいて、着色料としても用いられる食用ビート成分ベタニンの投与により痛覚過敏の改善が認められた。ベタニンは慢性痛に対するサプリメントおよび治療薬の開発に応用できる可能性があると考える。 |
P18-066 | |
特許出願日 (公開日) | 2008年1月9日( 2012年4月20日 登録第4976313号 ) |
発明者 | 松原 創 、他 |
発明者の紹介 | 理工研究域生命理工学系 教授 |
発明の名称 | 魚類の飼育方法 |
発明の用途/応用分野 | 国内初のオーガニック養殖の普及、国内初の安心・安全なオーガニック養殖魚の流通 |
概要 | トラフグをモデルとして、肥満予防・抗酸化作用効果で機能性食品に用いられるポリフェノールの一種であるカテキンを用いて、寄生虫感染に極めて強い抑制効果を示す陸上養殖システムを開発、これを用いて高価値の雄トラフグを育成することが可能となった。 |
P18-049 | |
特許出願日 | 2019年6月26日 |
発明者 | 木谷 洋一郎 、鈴木 信雄 、他 |
発明者の紹介 | 環日本海域環境研究センター 助教 、環日本海域環境研究センター 教授 |
発明の名称 | 魚病の予防及び治療剤 |
発明の用途/応用分野 | 魚病の感染制御、養殖場等における防疫 |
概要 | 魚も病気にかからないための仕組みを持つ。その一つである抗菌酵素「L-アミノ酸オキシダーゼ(LAO)」は過酸化水素を産生し抗菌作用を示すが、通常LAOは不活化している。この発明はLAOの活性制御機構を効率的に行う方法であり、これにより任意のタイミングで魚病を防ぐことが可能となる |
P16-082 | |
特許出願日 | 2017年11月20日 |
発明者 | WONG WING CHUEN RICHARD、中山隆宏、古寺哲幸、安藤敏夫/田岡東/羽澤勝治/源利成/福森義宏、他 |
発明者の紹介 | 新学術創成研究機構ナノ生命科学研究所 教授、准教授、教授、特任教授/理工研究域生命理工学系 准教授/新学術創成研究機構 助教/がん進展制御研究所 教授/事務局 理事 |
発明の名称 | 高速原子間力顕微鏡による細胞小器官の観察のための試料の調製方法 |
発明の用途/応用分野 | 生物分野の基礎研究、薬剤の研究開発 |
概要 | 高速原子間力顕微鏡を用いて、哺乳類の細胞内小器官の動的挙動を観察するための試料の調製方法を提供する。また、この試料調整の際に使用するガラス基材を提供する。 |
P16-078 | |
特許出願日 | 2017年6月14日 |
発明者 | 菊知 充/吉村 優子 他 |
発明者の紹介 | 子どものこころの発達研究センター 教授/人間社会研究域学校教育系 准教授 |
発明の名称 | 入眠後体動量を指標とする自閉スペクトラム症の検査方法 |
発明の用途/応用分野 | 自閉スペクトラム症の検査 |
概要 | 自閉スペクトラム症に高頻度で合併する睡眠障害を検知して、自閉症スペクトラム症を判別する検査方法を提供する。
睡眠障害の検知には、加速度センサーを用いる。加速度データは入眠後体動量に変換した後、予め設定された指標と比較され、自閉スペクトラム症の判別に用いられる。 本検査方法の加速度データは自宅でも計測可能なため、病院環境での計測とは異なり、熟睡できず正確な結果が得られないといったケースを回避できる。 |
P16-038 | |
特許出願日 | 2017年3月14日 |
発明者 | 東田 陽博 / 山本 靖彦 / 原島 愛 、他 |
発明者の紹介 | 子どものこころの発達研究センター 特任教授 / 医薬保健研究域医学系 教授 / 助教 |
発明の名称 | 乳児の社会脳発達促進用栄養組成物 |
発明の用途/応用分野 | 精神遅滞又は自閉症の発症予防 |
概要 | オキシトシンやその類縁体を有効成分として含有し、経口投与されることを特徴とする乳児の社会脳発達促進用栄養組成物を提供する。
本栄養組成物によれば、乳児の社会脳の発達を効果的に促進し、精神遅滞又は自閉症の発症を予防することができる。本栄養組成物に含まれるオキシトシンは、母乳に含まれ、安全性の面からも、乳児がこれまでの食経験があるものであり、毎日摂取することにも問題が少ないと考えられる。本栄養組成物は、育児用調製乳や離乳食等の飲食品、乳児向けの経口用医薬組成物等の形態で提供される。 |
P16-008 | |
特許出願日 | 2016年7月8日 |
発明者 | 渡邊 哲陽、米山 猛、中田 光俊、他 |
発明者の紹介 | 理工研究域 機械工学系 准教授 |
発明の名称 | 医療用リトラクター |
発明の用途/応用分野 | 手術用器具 |
概要 | 脳神経外科手術では多くの器具が使用されるため、器具の持ち換え時間の短縮は医師と患者の負担を軽減する。
本レトラクタは、手術の術野を良好にするため生体組織を圧排する際に使用する。吸引器と一体化できるため器具の持ち替え時間を短縮でき、また組織に作用している力を視認できるため、組織の損傷を防ぐことができる。 |
P16-003 | |
特許出願日 (公開日) | 2016年7月15日( 特開2018-008914 平成30年1月18日 ) |
発明者 | 平尾 敦 |
発明者の紹介 | がん進展制御研究所 教授 |
発明の名称 | 抗脳腫瘍剤及び脳腫瘍治療用医薬組成物 |
発明の用途/応用分野 | 抗脳腫瘍剤 |
概要 | アモキサピン又はその薬学的に許容できる塩を有効成分として含有することを特徴とする抗脳腫瘍剤。 |
P15-083 | |
特許出願日 | 2016年3月2日 |
発明者 | 田中 茂雄 |
発明者の紹介 | 理工研究域 機械工学系 教授 |
発明の名称 | 骨密度計測装置及び方法 |
発明の用途/応用分野 | 骨密度測定装置、皮膚下組織の非侵襲評価 |
概要 | 骨密度を簡単に高精度で計測可能な近赤外レーザー光を用いた骨密度計測装置を開発した。従来のX線を用いた装置に比べコンパクトで、エコー診断のようにジェルを塗布する必要も無く、骨粗鬆症早期発見のための簡易測定等へ適用できる。 |
P15-041(2) | |
特許出願日 (公開日) | 2017年1月31日( 特開2017-146297 平成29年8月24日 ) |
発明者 | 向田 直史 / 馬場 智久 |
発明者の紹介 | がん進展制御研究所 教授 / 准教授 |
発明の名称 | 慢性骨髄性白血病治療剤及び該治療剤をスクリーニングする方法 |
発明の用途/応用分野 | 新規治療剤・予防剤の研究開発 |
概要 | CMLの初期段階の病態を有するモデル動物を使用して、CML骨髄環境下において好塩基球がCCL3を発現し、さらにCCL3が正常造血幹細胞に対するLICの優性増殖を促進することによって、慢性骨髄性白血病が発症することを見出した。さらに、好塩基球の機能の直接的又は間接的な阻害は、慢性骨髄性白血病の発症又は骨転移を抑制することを確認した。
以上により、好塩基球を標的物質とする、新規な慢性骨髄性白血病(CML)又は骨転移の治療剤、予防剤のスクリーニング方法が確立された。 |
P14-033 | |
特許出願日 (公開日) | 2015年2月13日( 平成28年8月18日 特開2016-147833 ) |
発明者 | 鈴木 信雄 / 関口 俊男 他 |
発明者の紹介 | 環日本海域環境研究センター 教授 |
発明の名称 | インドール化合物及び該化合物を含む細胞修復剤 |
発明の用途/応用分野 | 原子力発電所における放射線防護剤、放射線を用いたガン治療時の細胞修復剤 |
概要 | 放射線防護剤は副作用を伴う場合が多いが、インドール化合物は副作用が少ないという利点がある。
メラトニンに代表されるインドール化合物が含まれる培地に放射線照射後の細胞を移し、細胞修復が認められた。また、当該効果を有する新規のインドール化合物も開発した。予防剤としての効果も期待できる。 |
P14-021(2) | |
特許出願日 (公開日) | 2015年10月20日( 2016年5月26日 特開2016-093883 ) |
発明者 | 田中 志信、小松崎 俊彦 |
発明者の紹介 | 理工研究域フロンティア工学系 教授、理工研究域フロンティア工学系 教授
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発明の名称 | 多関節マニピュレータ |
発明の用途/応用分野 | 多関節で任意の関節の屈曲方向を自由に選べ、さらに各関節の硬さ(剛性)を任意に設定可能な小型マニピュレータを具現化するための要素技術として、印加する磁界強度により剛性が変化する「磁気粘弾性コンパウンド」を内蔵した関節を開発した。 |
概要 | 関節部の屈曲方向を個別に変えられる多関節マニピュレータの構成を簡略化できる |
P14-019(2) | |
特許出願日 (公開日) | 2015年9月18日( 平成28年4月28日 特開2016-065055 ) |
発明者 | 平尾 敦 他 |
発明者の紹介 | がん進展制御研究所 教授 |
発明の名称 | 骨髄性白血病の治療剤 |
発明の用途/応用分野 | 骨髄性白血病の治療 |
概要 | 骨髄性白血病の治療剤として有効な化合物を特定した。 |
K03-012 | |
特許出願日 (公開日) | 2003年4月8日( 2006年6月9日 登録第3811803号 ) |
発明者 | 浅野 雅秀/宮石 理/西江 敏和 |
発明者の紹介 | |
発明の名称 | IgA腎症の治療薬のスクリーニング方法 |
発明の用途/応用分野 | IgA腎症治療薬の研究開発 |
概要 | IgA腎症発症モデル動物に被検物質を投与し、IgA腎症の症状を改善するか否かを判別することを特徴とするIgA腎症の治療薬のスクリーニング方法を提供する。
同IgA腎症発症モデル動物は、ゲノム中のβ-1,4-ガラクトース転移酵素-I遺伝子を欠損し、IgA腎症の症状を呈する。 |
2014-026 | |
特許出願日 | 2015年1月16日 |
発明者 | 河﨑 洋志 |
発明者の紹介 | 医薬保健研究域 附属脳・肝インターフェースメディシン研究センター 分子神経科学部門 教授 |
発明の名称 | 多小脳回症モデル動物 |
発明の用途/応用分野 | 多小脳回症の病態解析、予防/治療薬の開発 |
概要 | 本発明は、新規な多小脳回症モデル動物を提供する。
高等哺乳動物には、マウス等の齧歯類には見られない、大脳の表面に脳回(脳表面のしわの隆起部分)が存在する。この脳回は、高次脳機能の発達に重要な役割を果たしていると考えられている。この脳回異常の一つに、多小脳回症がある。多小脳回症は、小さな脳回が過剰に形成され、精神遅滞や痙攣発作の症状が現れるが、病態はほとんど解明されていない。 本発明の多小脳回症モデル動物は、高等哺乳動物に特有な多小脳回症の病態解析や予防法ないし治療法、またはその予防薬ないし治療薬の開発に用いることができる。 |
2013-053 | |
特許出願日 | 2014年9月4日 |
発明者 | 西内巧 他 |
発明者の紹介 | 学際科学実験センター 准教授 |
発明の名称 | 赤かび病抵抗性植物、その作製方法及びその利用 |
発明の用途/応用分野 | ムギ類赤かび病 |
概要 | 麦類赤かび病は多くのイネ科主要穀物に感染する病害であり、最重要病害のひとつとして知られる。赤かび病に抵抗性を示すオオムギ系統において、罹病性系統と比較して有意に蓄積している物質が、植物の抵抗性を誘導し、赤かび病菌に対する防除効果を示すことを明らかにした。 |
2013-012 | |
特許出願日 (公開日) | 2013年8月9日( 2015年2月12日 WO2015/019907 ) |
発明者 | 藤崎 礼志 |
発明者の紹介 | 理工研究域 電子情報学系 准教授 |
発明の名称 | 符号生成装置、符号生成方法、通信装置、解析装置 |
発明の用途/応用分野 | 次世代シーケンサーにおける解析、CDMA用拡散符号・擬似乱数生成 |
概要 | Fredricksen は,長さ2n のde Bruijn 系列に対するCR (complement reverse) 系列を定義し,n が偶数のときにはそれが存在しないことを指摘した。さらに,n = 3, 5 の場合にその存在例を示し,n が一般の奇数の場合にCR 系列が存在するか否かを問うた(1982年)。本発明では,このFredricksen の問題を完全に解決し,その応用,特に次世代シーケンサーへの応用を提案する。
DNA/RNAシーケンサーを利用して遺伝子解析を行う際,CR系列は決定的な役割を果たす。しかしながら,これまで,上記Fredricksen の問題(1982)は未解決であったため,アド・ホックな方法でしかCR系列を生成することができなかった。新技術はこの問題を完全に解決し,高効率な遺伝子解析の基盤技術を提供する。 |
2013-0052 | |
特許出願日 (公開日) | 2014年2月6日( 2015年8月20日 特開2015-146891 ) |
発明者 | 立矢 宏/真田 茂,西村 誠次/多田 薫/川嶋 広貴,堀江 翔 |
発明者の紹介 | 理工研究域機械工学系 教授/医薬保健研究域保健学系 教授,准教授/医薬保健研究域医学系 助教/附属病院 |
発明の名称 | 手関節の可動域訓練装置 |
発明の用途/応用分野 | 橈骨遠位端骨折のリハビリ |
概要 | 安定した牽引力を加えながら手の掌背屈運動が可能な手関節のリバビリ訓練装置。特に橈骨遠位端骨折のリハビリに有用である。 |
2013-003 | |
特許出願日 (公開日) | 2013年4月24日( 平成26年11月17日 特開2014-212876 ) |
発明者 | 米山 猛、渡辺 哲陽、香川 博之/中田 光俊、林 裕、濵田 潤一郎 |
発明者の紹介 | 理工研究域 機械工学系 教授、准教授、講師/医薬保健研究域 医学系 教授、 |
発明の名称 | 腫瘍領域判別装置及び腫瘍領域判別方法 |
発明の用途/応用分野 | 光線力学診断法における脳腫瘍領域の判別 |
概要 | 共焦点顕微鏡を用いて、悪性脳腫瘍の浸潤領域の境界を精密に診断する。5ALAを用いた蛍光診断法において、共焦点顕微鏡を用いて腫瘍領域をミクロに観察し、蛍光強度を分析することにより、腫瘍領域を精密に判別する。 |
2012-065 | |
特許出願日 (公開日) | 2014年1月27日( 2015年8月3日 特開2015-139382 ) |
発明者 | 西内巧 他 |
発明者の紹介 | 学際科学実験センター 准教授 |
発明の名称 | カビ毒低減機能を有する植物の作製方法およびその利用 |
発明の用途/応用分野 | カビ毒蓄積の低減機能を有する植物の作製方法 |
概要 | 麦類赤かび病は多くのイネ科主要穀物に感染する病害であり、最重要病害のひとつとして知られる。麦類赤かび病菌自身のかび毒の解毒機構を解析する過程で、本菌由来の酵素がかび毒分解に関わることを見出し、本酵素を導入した形質転換植物は、かび毒を低減化できることを明らかにした。 |
2012-060 | |
特許出願日 (公開日) | 2013年7月29日( 2015年2月5日 特開2015-26574 ) |
発明者 | 榎本 啓士/石島 達夫/中谷 壽男 |
発明者の紹介 | 理工研究域機械工学系 准教授/サステナブルエネルギー研究センター准教授/ 医薬保健研究域 保健学系 教授 |
発明の名称 | プラズマ生成装置 |
発明の用途/応用分野 | 創傷治療,殺菌等の医療分野 |
概要 | 創傷の治癒促進に適した水分含有大気圧非平衡プラズマを生成するプラズマ生成装置を提供する。 |
2012-047 | |
特許出願日 (公開日) | 2013年7月19日( 平成27年2月2日 特開2015-021853 ) |
発明者 | 東田 陽博
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発明者の紹介 | 子どものこころの発達研究センター 特任教授 |
発明の名称 | 精神症状モデル動物を用いた医薬品のスクリーニング |
発明の用途/応用分野 | 精神症状の治療および/または予防効果を有する物質のスクリーニング |
概要 | 本発明のCD157/BST1*ノックアウトマウスは、運動障害を示さず、不安やうつ症状を呈する。この症状は可逆的に抗うつ薬で改善されるため、本発明は、パーキンソン病等のうつ症状の原因解明や新薬のスクリーニングに有用である。
*CD157/BST-1:リューマチ等の免疫疾患、白血病や卵巣がん細胞の転移に関与し、パーキンソン病の危険因子でもある。 |
2012-038 | |
特許出願日 (公開日) | 2013年3月26日( 2014年10月6日 特開2012-157965 ) |
発明者 | 大江 宏康、堀田 宏/和田 隆志 |
発明者の紹介 | 附属病院検査部 副臨床検査技師長、臨床検査技師長/医薬保健研究域医学系 教授 |
発明の名称 | 聴覚閾値推定装置、聴覚閾値推定方法及び聴覚閾値推定プログラム |
発明の用途/応用分野 | 新生児や乳幼児の聴覚検査 |
概要 | 本発明は、新生児や乳幼児に対する聴性脳幹反応(Auditory Brainstem Response;ABR)検査に対して極めて有用な聴覚閾値推定装置(方法、プログラム)を提供する。本発明の聴覚閾値推定方法では、必ずしも波形消失の確認を行う必要がなく、高精度でありながら、ABRの検査所要時間を大幅に短縮することができ、被験者の負担を軽減することができる。 |
2012-034 | |
特許出願日 (公開日) | 2013年2月20日(2014年9月4日 特開2014-158440) |
発明者 | 大島 正伸、石川 智夫、大島 浩子 |
発明者の紹介 | がん進展制御研究所 教授、助教、助教 |
発明の名称 | がんの予防用または治療用物質のスクリーニング方法 |
発明の用途/応用分野 | がん治療薬・スクリーニング |
概要 | 腫瘍形成におけるTNF-αの役割を解明し、がんの予防剤および治療剤の新規標的となる腫瘍形成促進因子であるGna14遺伝子、Noxo1 遺伝子を見出した。そして、これら遺伝子の発現を抑制する物質を選択する工程を含むスクリーニング方法を提供する。本発明のスクリーニング方法により選択された物質は、Noxo1遺伝子およびGna14遺伝子の発現を抑制し、細胞の未分化状態の維持を解除することにより、腫瘍の発生、維持を阻害することができる。 |
2012-028 | |
特許出願日 (公開日) | 2013年2月22日( 2014年9月8日 特開2014-163763 ) |
発明者 | 多久和 陽、岡本 安雄 |
発明者の紹介 | 医薬保健研究域 医学系 教授、准教授 |
発明の名称 | 血管内皮関門障害に関連した疾患又は症状を予防及び/又は治療するための候補物質のスクリーニング方法 |
発明の用途/応用分野 | アナフィラキシーの予防,治療薬 |
概要 | アナフィラキシーの予防,治療薬のスクリーニング方法に関するものである。従来のアナフィラキシーの治療薬は,十分効果的でなく,アナフィラキシーの根本的な病態生理学機序の解明が重要である。アナフィラキシーとS1P2の作用と機構を解明することで,血管内皮関門障害に関連した疾患を予防・治療するための候補物質の探索に適している。 |
2011-077 | |
特許出願日 (公開日) | 2012年7月2日( 2014年1月20日 特開2014-008324) |
発明者 | 西村 誠次 |
発明者の紹介 | 医薬保健研究域 教授 |
発明の名称 | 母指及び手指の評価システム |
発明の用途/応用分野 | 手のリハビリテーション領域及び機能評価システム |
概要 | 母指及び手指のそれぞれ単独の筋力測定手段と、前記筋力測定手段により測定された筋力を三次元解析する三次元解析手段とを有し、筋力測定手段に指を単独で装着し、目標点に向けて筋力を働かせた際の当該目標とする運動方向及び位置からのずれを計測及び解析する手段を有することを特徴とする。 |
2011-068 | |
特許出願日 (公開日) | 2012年4月18日(2013年10月28日 特開2013-221018 ) |
発明者 | 松永 司 他 |
発明者の紹介 | 医薬保健研究域薬学系 教授 |
発明の名称 | ヌクレオチド除去修復阻害剤,抗腫瘍剤および紫外線治療の増強剤 |
発明の用途/応用分野 | 抗がん剤増強剤 |
概要 | 従前に開発したDNA損傷を修復する機構の一つであるヌクレオチド除去修復能を簡便・迅速に測定できるセルベースドアッセイ系を用いて,天然化合物バンクの化合物ライブラリーをスクリーニングし、ヌクレオチド除去修復能を阻害する化合物を見出した。がん細胞の修復能を阻害することによって、抗がん剤の効果を増強する薬剤として創薬展開が期待される。 |
2011-052 | |
特許出願日 (公開日) | 2012年2月29日(2013年9月12日 特開2013-180959 ) |
発明者 | 川井 恵一、小林 正和/玉井 郁巳、國嶋 崇隆/中西 猛夫 |
発明者の紹介 | 医薬保健研究域 保健学系 教授、助教/薬学系 教授/准教授 |
発明の名称 | 分子イメージングにより代謝機能を測定するための検査薬 |
発明の用途/応用分野 | 代謝機能測定 |
概要 | 生体内に存在する酵素の作用により組織から排出されやすい放射性代謝物、蛍光性代謝物、常磁性代謝物又は磁気共鳴性代謝物に変化する化合物を含有する、分子イメージングにより代謝機能を測定するための検査薬。 |
2011-042 | |
特許出願日 (公開日) | 2012年3月6日(2013年9月19日 特開2013-183786 ) |
発明者 | 吉川 弘明、足立 由美/丸田 高広、根上 昌子 |
発明者の紹介 | 金沢大学保健管理センター 教授、講師/保健管理センター 協力研究員 |
発明の名称 | 頭痛の判定方法、判定装置並びに判定プログラム |
発明の用途/応用分野 | 医療機関での頭痛の判定、薬局での頭痛薬の選定、健診施設での頭痛のスクリーニング |
概要 | 頭痛を定量的に評価し、その原因を判別するシステムを発明した。心拍変動を利用した頭痛の判定システムである。 |
2011-041 | |
特許出願日 | 2011年11月17日 |
発明者 | 国本 浩喜 |
発明者の紹介 | 金沢大学理工研究域物質化学系 教授 |
発明の名称 | 柿渋由来のカフェイン吸着用非水溶性ゲル及び該ゲルを使用したカフェイン除去方法 |
発明の用途/応用分野 | カフェイン吸着剤 カフェインレス飲料製造 |
概要 | 金属等の添加物を使用せずに安全性が高く及びカフェインを選択的に吸着除去できる方法である。水に不溶性のゲルにすることにより効率を上げることが可能。 |
2011-017 | |
特許出願日 (公開日) | 2011年8月25日( 2013年3月4日 特開2013-043862 ) |
発明者 | 溝上 敦/並木 幹夫 |
発明者の紹介 | 金沢大学 附属病院泌尿器科 講師/医薬保健研究域医学系 教授 |
発明の名称 | 前立腺癌治療組成物及び前立腺癌治療組成物の有効成分のスクリーニング方法 |
発明の用途/応用分野 | がん治療薬・スクリーニング |
概要 | 本発明の遺伝子の発現亢進は,前立腺がん細胞の増殖を抑え,アンドロゲン感受性を弱める。前立腺がん細胞中の当該遺伝子の発現を指標として,前立腺がん,特に去勢抵抗性前立腺がんの予防・治療効果を有する創薬スクリーニングに有効である。 |
2011-015 | |
特許出願日 (公開日) | 2011年7月1日( 2013年1月24日 特開2013-013477 ) |
発明者 | 山岸 正和,内山 勝晴
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発明者の紹介 | 金沢大学医薬保健研究域 医学系教授/金沢大学循環器内科 保健管理センター助教 |
発明の名称 | 医療用ガイドカテーテル |
発明の用途/応用分野 | 短軸方向に伸縮可能な医療用ガイドカテーテル |
概要 | 複数の長軸方向に伸長した支持体からなる内層管、及び該内層管を覆う外層管を含むガイドカテーテルが短軸方向への伸縮性が優れているため、病変部を容易に通過することができ、さらにガイドワイヤ、ステントシステム等を内部に容易に通過させることができる医療用ガイドカテーテルである |
2011-014 | |
特許出願日 | 2011年5月30日 |
発明者 | 向田 直史/石橋 弘行,谷口剛史 |
発明者の紹介 | 金沢大学 がん研究所 教授/医薬保険研究域薬学系 教授,助教 |
発明の名称 | 置換フェナントレン化合物を有効成分とするがんを予防および/または治療するための医薬組成物 |
発明の用途/応用分野 | がん治療薬/創薬 |
概要 | 本発明のフェナントレン誘導体は,高いがんぞうしょく抑制効果を示すとともに,副作用を有さない。その作用機序はG2/M期アレスト/アポトーシス誘導による。 |
2011-006 | |
特許出願日 (公開日) | 2011年3月31日(WO2012/133562 2015年6月17日 特許第5736621号 ) |
発明者 | 山越 憲一、田中 志信
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発明者の紹介 | 金沢大学理工研究域機械工学系 教授 |
発明の名称 | 撮像機能を有するカテーテルおよびそれを用いた血管内観察システム |
発明の用途/応用分野 | 血管内内視鏡およびカテーテル |
概要 | 本発明ではバルーンを用いずに血管内を可視化できるカテーテル型撮像システムを提案する。カテーテル先端部を工夫し、より少ない量の透明流体で血液を排除し効率的に可視化できる。バルーン型が適用困難な大血管での適用を目指す。 |
2011-005 | |
特許出願日 (公開日) | 2011年10月31日(2013年3月7日 特開2013-047201 ) |
発明者 | 米田 幸雄,檜井 栄一 |
発明者の紹介 | 金沢大学医薬保健学域薬学系 教授/准教授 |
発明の名称 | 破骨細胞が関与する疾患の予防剤及び/又は治療剤 |
発明の用途/応用分野 | ポリアミンを有効成分とする、破骨細胞への分化及び/又は破骨細胞の増殖が関与する疾患の新規な予防剤及び/又は治療剤 |
概要 | 骨粗鬆症における骨量減少の抑制のためや、関節炎の重症化抑制のために用いることができる予防剤及び又は治療剤。本発明の予防剤及び/又は治療剤は、次の利点を有する。
・破骨細胞の細胞生存率に影響することがなく,また,骨芽細胞の分化、増殖、細胞生存率に影響することもない,細胞毒性が軽減化されたものである。 ・経口投与された場合にマウスの子宮重量を増大させることがないため、副作用が軽減化されたものである。 |
2011-003 | |
特許出願日 (公開日) | 2010年12月27日(2012年7月19日 特開2012-135261) |
発明者 | 米田 幸雄、檜井 栄一、寳田 剛志 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学医薬保健学域薬学系 教授、准教授、助教 |
発明の名称 | 幹細胞から褐色脂肪細胞への分化誘導促進剤 |
発明の用途/応用分野 | メタボリックシンドローム及び肥満の予防・改善への応用 |
概要 | 本発明は複雑な技術を必要とせずに幹細胞から褐色脂肪細胞への分化を誘導する促進剤及び誘導方法を提供する。肥満等の対策として体内のエネルギー消費を増大させることが重要であると言われており、熱産生によりエネルギーを消費できる褐色脂肪細胞が注目されている。褐色脂肪細胞は限られた場所に少量しか存在せず、加齢と共に減少していくことから、褐色脂肪細胞を体内で増加させることができる方法が有効である。 |
2011-002 | |
特許出願日 (公開日) | 2010年12月10日(2015年8月14日 特許第5791095号 ) |
発明者 | 中尾 眞二、杉盛 千春、杉森 尚美/山崎 宏人、清木 ゆう、細川 晃平 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学医薬保健学域医学系 教授、協力研究員、助教/付属病院 助教、医員 |
発明の名称 | PNH型白血球の検出方法 |
発明の用途/応用分野 | 骨髄不全症候群の検査 |
概要 | 本発明は極めて微量のPNH型白血球を簡便かつ正確に検出できる方法である。骨髄不全の免疫病態を診断する最も簡便で信頼のおける検査は、末梢血に含まれるPNH型血球の検出である。本方法を用いることで、骨髄不全症候群の免疫病態を治療前の段階で正確に診断し、治療方針決定の参考にすることができる。 |
2010-077 | |
特許出願日 (公開日) | 2011年7月12日( 2013年1月31日 特開2013-017434 ) |
発明者 | 米田 幸雄,寳田 剛志 |
発明者の紹介 | 金沢大学医薬保健学域薬学系 教授/助教 |
発明の名称 | 神経細胞とグリア細胞を共培養する方法 |
発明の用途/応用分野 | 細胞増殖因子の存在下で単一個体由来の神経幹細胞から分化誘導された神経細胞とグリア細胞とを共培養する |
概要 | 生体における中枢神経系の情報伝達ネットワークをより反映し得るような、神経細胞とグリア細胞との共培養系を、低コストかつ簡便に確立することを目的とし、単一個体由来の神経幹細胞から分化誘導された神経細胞とグリア細胞とを共培養する方法を提供する。 |
2010-074 | |
特許出願日 (公開日) | 2012年12月21日(2014年7月3日 特開2014-123285 ) |
発明者 | 菊知 充/真田 茂/三邉 義雄/林 則夫 他 |
発明者の紹介 | 子どものこころの発達研究センター 特任准教授/医薬保健研究域 保健学系 教授/医薬保健研究域 医学系 教授/大学病院 |
発明の名称 | 脳画像生成装置、脳画像生成方法、及びプログラム |
発明の用途/応用分野 | 小児用NIRS、小児用MEG |
概要 | 三次元デジタイザとテンプレートを用いた小児用脳画像推定装置である。小児の負担を低減できる。 |
2010-057 | |
特許出願日 (公開日) | 2012年6月12日( 2013年1月31日 特開2013-017478 ) |
発明者 | 馬渕 宏、野原 淳、野口 徹 |
発明者の紹介 | 医薬保健学総合研究科 特任准教授
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発明の名称 | 家族性高コレステロール血症の迅速遺伝子解析方法及び該方法に使用するプライマーセット |
発明の用途/応用分野 | 家族性高コレステロール血症の確定診断
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概要 | 短時間・低コストにて、家族性高コレステロール血症の遺伝子診断を行うことができる。 |
2010-023 | |
特許出願日 (公開日) | 2010年11月12日(2015年8月14日 特許第5789849号) |
発明者 | 米田 幸雄、寳田 剛志 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 医薬保健研究域薬学系 教授、助教 |
発明の名称 | 神経細胞新生促進組成物 |
発明の用途/応用分野 | 老化予防作用や中枢神経系疾病の予防や治療 |
概要 | 本神経細胞新生促進組成物は、神経幹細胞から神経細胞への分化促進効果並びにアストログリア細胞への分化抑制効果を有するため、本組成物の効能として、グリア瘢痕形成を阻害しながら神経再生を促進することが考えられる。他にも、老化予防作用や中枢神経系に関する疾病の予防や治療に活用が期待される。 |
2010-021 | |
特許出願日 (公開日) | 2010年8月22日( 2012年3月1日 特開2012-041314 ) |
発明者 | 中田 光俊、林 裕、濵田 潤一郎/源 利成 |
発明者の紹介 | 金沢大学医薬保健研究域医学系 講師、准教授、教授/がん研究所 教授 |
発明の名称 | 脳腫瘍治療用キット及び脳腫瘍治療方法 |
発明の用途/応用分野 | 悪性脳腫瘍の治療、他臓器癌への応用 |
概要 | 本発明では脳腫瘍の悪性化因子GSK3 (グリコーゲン合成酵素キナーゼ3β)の阻害という新しい発想に基づき,4種類の医薬品の組み合わせによるがん治療法と薬剤キットを提供する.本治療法により,従来の抗がん剤や放射線照射が効かない脳腫瘍をはじめとする難治性がんの治療が可能になり,当該患者様の生命予後の向上に繋がると期待される.これまでの金沢大学での再発悪性脳腫瘍に対する臨床試験で,その臨床上の安全性と有効性をすでに確認している. |
2010-013 | |
特許出願日 (公開日) | 2010年7月7日(2012年1月26日(特開 2012-18068) ) |
発明者 | 松永 司 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学医薬保健研究域薬学系 教授 |
発明の名称 | DNA損傷修復能力の簡便・迅速な検査方法 |
発明の用途/応用分野 | 発がんリスクの評価 |
概要 | 紫外線が引き起こすDNA損傷に対する新しい検出法を開発した。血液検査により、高発がん性遺伝疾患である難病、色素性乾皮症の早期診断やDNA修復能力の個人差診断が可能である。発がんリスクの評価と予防に貢献できる。 |
2010-009 | |
特許出願日 (公開日) | 2010年5月26日(2014年10月10日 特許第5626853号 ) |
発明者 | 吉川 弘明/丸田 高広、角 弘諭、根上 昌子 |
発明者の紹介 | 金沢大学保健管理センター 教授/保健管理センター 協力研究員 |
発明の名称 | レビー小体型認知症の判別方法、判別装置並びにプログラム |
発明の用途/応用分野 | アルツハイマー病とレビー小体型認知症の簡易な判別 |
概要 | 簡便かつ容易にレビー小体病を判定するために認知症が疑われる患者、特にアルツハイマー病またはレビー小体病が疑われる認知症患者の心拍変動パラメータに注目し、認知症が疑われる患者のレビー小体病を判定する装置、方法並びにプログラムを開発した。 |
2010-007 | |
特許出願日 (公開日) | 2010年4月9日( 平成27年2月13日 登録第05692677号 ) |
発明者 | 多久和 陽、吉岡 和晃 |
発明者の紹介 | 金沢大学医薬保健学域医学系 教授、助教 |
発明の名称 | 非ヒトノックアウト動物、並びにその用途およびその作成方法 |
発明の用途/応用分野 | 脈管形成や血管新生に関連した疾患または症状の治療や予防に関する方法の開発 |
概要 | 脈管形成や血管新生に関連した疾患または症状の治療や予防に関する方法の開発に有用な非ヒトモデル動物(モデルマウス)を提供する。
対象疾患:大動脈瘤、動脈硬化、浮腫、アナフィラキシー・ショック、血管内膜肥厚、血管閉塞、血管炎、腫瘍血管新生、虚血後血管新生、血管透過性亢進型肺障害、または糖尿病網膜症 |
2010-005 | |
特許出願日 (公開日) | 2010年3月31日(2014年6月6日 特許第5553275号 ) |
発明者 | 小谷 明 |
発明者の紹介 | 金沢大学 医薬保健学域薬学系 教授 |
発明の名称 | 金属錯体およびこれを有効成分として含有する抗がん剤 |
発明の用途/応用分野 | がん治療薬 |
概要 | 金属錯体を有効成分として含有する抗がん剤にはプラチナ製剤であるシスプラチンが良く知られているが、水溶性が低く、腎毒性が高いことが問題となっている。今回提供する化合物は従来の金属錯体型の抗がん剤と比較して水溶性が高く、副作用(特に腎毒性)が低減され、かつ抗がん活性に優れていることが特徴である。 |
2010-002 | |
特許出願日 (公開日) | 2010年2月5日( 平成23年8月25日 特開2011-160891 ) |
発明者 | 須釜 淳子 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学医薬保健学域保健学系 教授 |
発明の名称 | 静脈可視化装置 |
発明の用途/応用分野 | 採血、静脈注射、点滴静脈注射などの静脈穿刺の際に静脈を可視化する装置 |
概要 | ある特定の波長の光を照射し、目視困難な静脈を可視化することにより静脈穿刺を容易にする装置である。本装置は非接触性で室内光環境下での使用が可能であり、在宅医療にも使用できる簡便性に優れている。 |
2009-085 | |
特許出願日 (公開日) | 2010年11月15日(2012年6月7日 特開2012-105734) |
発明者 | 吉川 弘明/角 弘諭、丸田 高広 |
発明者の紹介 | 金沢大学保健管理センター 教授/保健管理センター 協力研究員 |
発明の名称 | 脳密度表示装置、脳密度測定方法、及びプログラム |
発明の用途/応用分野 | 脳密度を推定し表示する脳密度表示装置 |
概要 | 脳画像で密度を加味した画像を作成し、脳疾患の診断に利用する。 |
2009-072 | |
特許出願日 | 2010年8月19日 |
発明者 | 京 哲、井上 正樹/高倉 正博、保野 由紀子 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学医薬保健研究域医学系 講師、教授/附属病院産科婦人科 助教、医員 |
発明の名称 | 子宮内膜症上皮細胞の形質を保持した子宮内膜症上皮不死化細胞の樹立 |
発明の用途/応用分野 | 子宮内膜症治療薬の開発、子宮内膜症発症メカニズムの解明 |
概要 | 本発明では従来分離培養が困難であると考えられていた子宮内膜症上皮細胞の機能を保持した、子宮内膜症上皮不死化細胞を提供する。本細胞を利用することで子宮内膜症治療薬のスクリーニングや子宮内膜症発症メカニズムの解明に役立つと期待される。 |
2009-069 | |
特許出願日 (公開日) | 2010年10月28日( 2012年5月17日 特開2012-092068 ) |
発明者 | 米田 幸雄/檜井 栄一/寳田 剛志 |
発明者の紹介 | 金沢大学 医薬保健研究域薬学系 教授、准教授、助教 |
発明の名称 | 骨粗鬆症の予防及び/又は治療剤、骨吸収抑制剤、骨形成促進剤及びそれらのスクリーニング法 |
発明の用途/応用分野 | 骨粗鬆症の予防薬・治療薬および候補薬のスクリーニング方法 |
概要 | 骨破壊を抑制し、骨形成を促進することで骨粗鬆症を予防・治療する、新規な作用機構を持つ化合物を提供する。またその作用機構を持つかどうかで骨粗鬆症に効果のある医薬品となりうるかどうかのスクリーニング方法も提供する。 |
2009-065 | |
特許出願日 (公開日) | 2010年2月23日( 2013年9月27日 特許第5370969号 ) |
発明者 | 吉川 弘明/丸田 高広、角 弘諭、根上 昌子 |
発明者の紹介 | 金沢大学保健管理センター 教授/保健管理センター 協力研究員 |
発明の名称 | 心筋障害の検査方法 |
発明の用途/応用分野 | 心筋障害の検査方法 |
概要 | 抗心筋型ジヒドロピリジン受容体抗体および/または抗心筋型リアノジン受容体抗体を指標とする心筋障害の検査方法である。 |
2009-021 | |
特許出願日 (公開日) | 2010年3月16日(2014年4月4日 特許第5509452号) |
発明者 | 吉川 弘明/角 弘諭、丸田 高広、根上 昌子 |
発明者の紹介 | 金沢大学保健管理センター 教授/保健管理センター 協力研究員 |
発明の名称 | 脳波表示装置、脳波表示方法、及びプログラム |
発明の用途/応用分野 | 標準脳における脳波図を算出 |
概要 | 脳血流SPECT又はFDG-PET等で用いられている標準脳に脳波を対応付けることにより、利用者は、脳血流又は脳代謝等と脳波との関連を調べ、アルツハイマー病における特異的な疾患等の診断に利用できる。 |
2009-017 | |
特許出願日 (公開日) | 2010年2月1日(2015年8月21日 特許第5794610号) |
発明者 | 西内 巧 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 学際科学実験センター遺伝子研究施設 准教授 |
発明の名称 | 赤かび病抵抗性植物の作製方法およびその利用 |
発明の用途/応用分野 | 赤かび病抵抗性植物の作成方法 |
概要 | 麦類赤かび病は多くのイネ科主要穀物に感染する病害であり、最重要病害のひとつとして知られる。今回、赤かび病菌、特にDONまたはNIV等のタイプBのトリコテセン系カビ毒を産生する赤かび病原菌に対する感受性または抵抗性に関与する遺伝子を複数見出し、その抵抗性植物(シロイヌナズナ)を作製した。シロイヌナズナは赤かび病菌に感染し、その感染形態・病徴は、ムギ類とほぼ共通することが知られている。また今回見つかった遺伝子はイネやオオムギにも存在する。 |
2009-016 | |
特許出願日 (公開日) | 2010年1月4日( 平成23年7月14日 特開2011-137790 ) |
発明者 | 小谷 明 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 医薬保健研究域薬学系 教授 |
発明の名称 | タンパク質とリガンドとの会合体の存在種及び全安定度定数を求める方法 |
発明の用途/応用分野 | 薬物間相互作用の解析 |
概要 | タンパク質とリガンドが会合して生成される会合体の状態(存在種およびその存在割合)を化学平衡の法則に基づきシミュレーションするために必要な、会合体の全安定度定数をpH滴定法を用いて求める方法を提供する。この方法は体内での血清アルブミンと薬物との結合や、薬物間相互作用を解明するのに有用である。 |
2009-013 | |
特許出願日 (公開日) | 2009年9月25日( 平成23年5月6日 特開2011-089982 ) |
発明者 | 善岡 克次/吉原 亨/佐藤 時春/浅野 雅秀 |
発明者の紹介 | 金沢大学 がん研究所 教授/子どものこころ発達研究センター 特任助教/がん研究所 助教/学際科学実験センター 教授 |
発明の名称 | 情動障害の治療剤のスクリーニング方法 |
発明の用途/応用分野 | 情動障害(特に不安・恐怖)のモデルマウスを用いた、治療剤のスクリーニング・治療法の開発および発症機構の解明 |
概要 | ある遺伝子を欠損させることで、情動障害(特に不安・恐怖に関する)を示す情動障害モデルマウスを提供する。このモデルマウスの用途は「化合物が情動障害の治療薬となりうるかどうかのスクリーニング」「情動障害の治療法の開発」「情動障害の発症機構の解明」が考えられる。 |
2009-012 | |
特許出願日 (公開日) | 2009年5月19日( 2014年6月27日 特許第5565786 ) |
発明者 | 山本 博、渡邉 琢夫、山本 靖彦、棟居 聖一 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 医薬保健研究域医学系 教授、准教授、講師、助教 |
発明の名称 | esRAGE過剰発現マウス |
発明の用途/応用分野 | RAGE関連疾患の研究 |
概要 | esRAGEを過剰に発現するマウスを提供する。本マウスを用いて作製した疾患モデルマウスは、RAGEに結合するリガンドが関与する疾患(例えばアルツハイマー病、糖尿病)の研究に有用である。 |
2009-008 | |
特許出願日 (公開日) | 2009年7月8日( 平成23年1月27日 特開2011-016754 ) |
発明者 | 向田 直史/石橋 弘行 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 がん研究所 教授/医薬保険研究域薬学系 教授 |
発明の名称 | 置換フェナントレン化合物を有効成分とするがんを予防および/または治療するための医薬組成物 |
発明の用途/応用分野 | がん治療薬 |
概要 | がん、特に膵臓がんの予防・治療に有効な、これまで知られているものとは別のタイプの低分子化合物を提供する。この化合物は合成が容易であり、正常細胞では見られず、がん細胞で活性化されるPim-3 遺伝子の活性化を抑制した結果、膵臓がん細胞の増殖を抑制することが確認されている。 |
2009-007 | |
特許出願日 (公開日) | 2009年6月4日(2014年6月13日 特許第5555897号 ) |
発明者 | 平尾 敦、仲 一仁 |
発明者の紹介 | 金沢大学 がん研究所 教授、助教 |
発明の名称 | 白血病治療剤及び該治療剤の新規なスクリーニング方法 |
発明の用途/応用分野 | 慢性骨髄性白血病治療薬および治療薬候補化合物のスクリーニング |
概要 | これまでとは全く異なる作用メカニズムに基づく慢性骨髄性白血病の治療薬および治療薬のスクリーニング方法を提供する。今回提供する治療薬およびスクリーニング方法によって得られた候補化合物は、従来の治療薬に耐性を示す場合にも効果を示す可能性がある。 |
2009-004 | |
特許出願日 (公開日) | 2009年3月31日(平成22年10月21日 特開2010-233542 ) |
発明者 | 山本 博、渡邉 琢夫、山本 靖彦、棟居 聖一 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 医薬保健研究域医学系 教授、准教授、講師、助教 |
発明の名称 | RAGE遺伝子の2種類のスプライシングバリアントを区別して増幅可能なプライマーセット及びプローブ |
発明の用途/応用分野 | 医薬品の開発 |
概要 | 分泌型RAGEと膜型RAGEは、糖尿病合併症やアルツハイマー病、神経筋疾患などの病態に深く関与する。本発明は、分泌型RAGE mRNAと膜型RAGE mRNAの混合物の中からそれぞれを別々に検出できるリアルタイムPCR用プローブおよびプライマーのセットを提供しており、RAGEが関与する疾患の予防および治療薬の開発に有用である。 |
2008-021 | |
特許出願日 (公開日) | 2008年10月23日(平成25年3月22日 特許第5224521号) |
発明者 | 藤原 勝夫 |
発明者の紹介 | 金沢大学 医学保険研究域 医学系 教授 |
発明の名称 | 腰椎前弯形成運動器具 |
発明の用途/応用分野 | 加齢等の理由により減少した腰椎の前弯を形成することを目的にした器具 |
概要 | 利用者本人が座位で腰椎の適度な前弯運動を行うことで腰椎前弯を容易かつ安全に形成する。椅子型腰椎前弯形成運動器具であって、前後方向にスライド移動自在の着座シート部と、当該着座シート部に着座した状態で肩甲骨下角部に位置する背もたれ部 と、当該背もたれ部の下方に位置し、腰椎に当接することで腰椎の前後方向の移動を規制する腰椎ストッパー部とを備えていることを特徴とする。 |
2008-020 | |
特許出願日 (公開日) | 2008年9月25日(平成25年9月11日 特許第5287087) |
発明者 | 米山 猛/表 和彦 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学理工研究域機械工学系 教授/金沢医科大学消化器外科 准教授 |
発明の名称 | 鉗子 |
発明の用途/応用分野 | 鉗子 腹腔鏡手術 |
概要 | 腹腔鏡手術において,先端部の屈曲操作、鉗子片の開閉操作及び鉗子片の屈曲軸内回転操作を片手で容易に行い、屈曲軸内回転にブレが少ない鉗子の提供を目的とする。 |
2008-018 | |
特許出願日 (公開日) | 2009年1月23日(2014年年8月1日 特許第5585811号 ) |
発明者 | 吉川 弘明/丸田 高広、角 弘諭 |
発明者の紹介 | 金沢大学 保健管理センター 教授/保健管理センター 協力研究員 |
発明の名称 | 肺癌、肺癌合併LEMS及びLEMSの検査方法 |
発明の用途/応用分野 | 末梢血を用いた肺癌、肺癌合併LEMS及びLEMSの診断 |
概要 | 肺癌特に肺小細胞癌、肺癌合併LEMS又はLEMSの新規診断マーカーを使用した検査方法および検査キットを提供する。早期の肺癌はほとんど症状がなく胸部X線写真では検出が困難な場合があるが、本発明では、血液を用いて簡便に早期の肺癌を診断できる。 |
2008-016 | |
特許出願日 (公開日) | 2008年12月26日(平成22年7月15日 特開2010-155798 ) |
発明者 | 石橋 弘行/谷口 剛史 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 医薬保健研究域薬学系 教授/助教 |
発明の名称 | ヘテロ原子置換された光学活性なプロパンニトリル類の合成法 |
発明の用途/応用分野 | 農薬および医薬中間体 |
概要 | ヘテロ原子置換された光学活性なプロパンニトリル類およびその合成法についての発明である。医薬中間体、生理活性物質および農薬として工業的に極めて有用である光学活性β-アミノ酸およびその誘導体の製造が可能となる。 |
2008-015 | |
特許出願日 (公開日) | 2008年12月1日(平成22年6月10日 特開2010-124818 ) |
発明者 | 山下 克美/内田 早苗 |
発明者の紹介 | 金沢大学 医薬保健研究域 薬学系 准教授/イノベーション創成センター 博士研究員 |
発明の名称 | Cdc25Bとβ-TrCPとの特異的結合を利用した検出系 |
発明の用途/応用分野 | 毒性物質・医薬品のスクリーニング |
概要 | 化学物質の毒性のうち、直接DNAに影響を与えない非遺伝毒性ストレスを検出するための方法。非遺伝毒性ストレスを与える毒性物質を、ストレスにより結合したタンパク質が蛍光を発することで短時間かつ簡便に検出することが可能である。また毒性の有無を蛍光で可視化することができ、毒性物質による影響の経時変化をモニターできる。非遺伝毒性ストレスのみならず遺伝毒性ストレスも検出でき、抗がん剤の有用性も確認することができる。 |
2008-012 | |
特許出願日 (公開日) | 2008年9月30日(平成25年4月26日 特許第5252345号) |
発明者 | 吉川 弘明/丸田 高広、角 弘諭 |
発明者の紹介 | 金沢大学 保健管理センター 教授/保健管理センター 協力研究員 |
発明の名称 | レビー小体型認知症の判定方法、判定装置並びにプログラム |
発明の用途/応用分野 | アルツハイマー病(AD)とレビー小体型認知症(DLB)の簡易な判別 |
概要 | RIを使用せずに、簡便、容易、短時間かつ低費用でADとDLBを判別する装置、方法およびプログラム |
2008-007 | |
特許出願日 (公開日) | 2008年7月16日(平成22年2年4日 特開2010-022234) |
発明者 | 溝上 敦/並木 幹夫 |
発明者の紹介 | 金沢大学 附属病院泌尿器科 講師/医薬保健研究域医学系 教授 |
発明の名称 | 酵素活性測定法及び酵素阻害剤の評価方法 |
発明の用途/応用分野 | 前立腺がん治療薬の開発、前立腺がん再燃の予測 |
概要 | 前立腺がん組織において、アンドロゲン受容体を活性化する能力を的確に評価し得る酵素活性測定法を提供する。また、アンドロゲン代謝酵素に対する包括的な阻害効果を調べることが可能な酵素阻害剤の評価方法を提供する。 |
2008-003 | |
特許出願日 (公開日) | 2008年6月19日(平成21年12年23日 WO/2009/153897 ) |
発明者 | 向田 直史 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 がん研究所 教授 |
発明の名称 | がんを予防および/または治療するための医薬組成物 |
発明の用途/応用分野 | がん治療薬 |
概要 | がん、なかでも膵臓がんの予防および治療に有効なリード化合物。発がん遺伝子Pim-3を標的した低分子化合物であり、Pim-3活性の抑制、更には膵がん、大腸がん等の細胞増殖の抑制まで確認済みである。従来の抗がん剤とは全く異なる機序でがん細胞に作用することから、がんの化学療法の適応拡大に繋がる。 |
2008-001 | |
特許出願日 (公開日) | 2007年6月4日( 平成20年12月11日 特開2008-298752) ) |
発明者 | 米田 幸雄 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 医薬保健研究域薬学系 教授 |
発明の名称 | 心的外傷後ストレス障害の治療又は予防剤のスクリーニング方法 |
発明の用途/応用分野 | 心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療剤、予防剤の開発 |
概要 | PTSD症状がある場合、脳内に特定たんぱく質の発現量が増大していることが分かった。また、特定の化合物がPTSD症状の緩和に有効であることが分かった。これら現象を利用すればPTSDの治療剤、予防剤を開発できる。 |
2007-052 | |
特許出願日 (公開日) | 2008年3月5日(2014年12月5日 特許第5656158号) |
発明者 | 田中 茂雄 |
発明者の紹介 | 理工研究域 機械工学系 准教授 |
発明の名称 | 再生組織用細胞内カルシウムイオンモニタリング装置 |
発明の用途/応用分野 | 再生医療に関連し、再生組織の構築を促進するための刺激条件を細胞内のカルシウムイオンの動態をモニタすることにより決定し、刺激の効果を評価する装置及び方法 |
概要 | 担体に播種した細胞又は該担体に播種した細胞から再生した再生組織における細胞内Ca2+動態をモニタする方法であって、
(i) 再生組織を培養するためのチャンバー中の担体に播種した細胞若しくは再生組織の細胞に細胞膜透過型Ca2+感受性蛍光プローブを接触させ細胞内に取り込ませる工程、 (ii) 担体に播種した細胞若しくは再生組織に刺激を与え、担体に播種した細胞若しくは再生組織に励起光を照射し、細胞内で増加したCa2+と結合した前記Ca2+感受性蛍光プローブからの蛍光を検出する工程、 (iii) 検出された蛍光から、担体に播種した細胞若しくは再生組織の細胞内のCa2+濃度変化を測定する工程 を含む細胞内Ca2+動態をモニタする方法。 |
2007-007 | |
特許出願日 (公開日) | 2007年10月10日(平成21年4月30日 特開2009-092561) ) |
発明者 | 吉川 弘明/丸田 高広 |
発明者の紹介 | 金沢大学 保健管理センター 教授/附属病院 協力研究員 |
発明の名称 | ジヒドロピリジン受容体抗体レベルに基づく胸腺腫合併症重症筋無力症の診断方法 |
発明の用途/応用分野 | 重症筋無力症患者の末梢血を用いた胸腺腫合併の診断 |
概要 | 胸腺腫合併重症筋無力症を特異的に検出する診断マーカー。DHPR抗体による興奮収縮連関障害を初めて詳細に検討したもので、その診断及び治療評価に極めて有用である。また、末梢血中のDHPR抗体レベルを指標として、MG患者における胸腺腫合併の有無を簡便かつ早期に診断することが可能であり、胸腺腫合併MG患者の治療における予後改善を図ることができる。 |
2006-026 | |
特許出願日 (公開日) | 2006年9月9日(平成23年9月9日 登録第4815593号 ) |
発明者 | 清水 宣明 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 環日本海域環境研究センター 教授 |
発明の名称 | 8-ヒドロキシデオキシグアノシンに特異的な結合性を有するDNAアプタマー |
発明の用途/応用分野 | 哺乳動物のストレス評価 |
概要 | 特定の塩基配列からなり、8-OHdGに特異的な結合性を有するDNAアプタマー。これらの DNAアプタマーを、哺乳動物のストレスを評価するためのストレスマーカーとして利用する。すなわち、哺乳動物の尿を採取するステップと、尿および蛍光標 識された上記DNAアプタマーを接触させるステップと、蛍光標識を測定するステップと、を行うことにより、哺乳動物のストレスを評価する。 |
2006-023 | |
特許出願日 (公開日) | 2006年11月15日(平成20年5月22日 WO2008/059991) |
発明者 | 東田 陽博 |
発明者の紹介 | 金沢大学 大学院医学系研究科 教授 |
発明の名称 | 自閉症の診断と治療 |
発明の用途/応用分野 | 自閉症の治療又は予防薬の開発、自閉症素因の診断 |
概要 | 発明者は、自閉症等のオキシトシン系の異常を伴う神経発達障害又は精神疾患に関わるタンパク質を同定した。本発明は、これら疾患の治療又は予防のための医薬の評価方法、これら疾患素因の診断方法を提供する。 |
2006-022 | |
特許出願日 (公開日) | 2007年1月30日(平成20年8月14日 特開2008-182954) |
発明者 | 川上 和之/源 利成/渡辺 剛 |
発明者の紹介 | 金沢大学 がん研究所 助教授/教授/大学院医学系研究科 教授 |
発明の名称 | 多型部位の遺伝子配列及びヘテロ接合性の消失の判定方法、並びにそれに基づいた癌に対する医薬 |
発明の用途/応用分野 | 抗癌医薬/癌治療 |
概要 | 新しい発想に基づいた抗癌医薬を提供する。この医薬は既存の分子標的型の抗癌剤と併用することで、癌細胞特異的にその効果を高めることも可能であり、新規化学療法開発の重要なテーマであるmodulation法としての価値も高い。 |
2006-021 | |
特許出願日 (公開日) | 2006年3月15日(平成19年1月4日 特開2007-244601) |
発明者 | 渡辺 剛/飯野 賢治 |
発明者の紹介 | 金沢大学 大学院医学系研究科 教授/医学部附属病院 医員 |
発明の名称 | 心筋用パッド |
発明の用途/応用分野 | 除細動用パッド |
概要 | 心房細動は、心臓手術後最も多く見られる合併症である。本件は、心臓に直接接着可能な、導電性、生体適合性及び生体分解性を有する心筋用パッドである。これを用いることにより、心筋リードを心房に縫合固定する必要がなく、低出力での除細動が可能となる。また、リード抜去時に心房から出血させる危険性がなく、パッドが生体分解性なため非常に安全である。 |
2006-020 | |
特許出願日 (公開日) | 2006年3月8日(平成19年2月15日 WO2007/105744) |
発明者 | 平井 宏和/寅嶋 崇 |
発明者の紹介 | 金沢大学 大学院医学系研究科 教授/助手 |
発明の名称 | プルキンエ細胞指向性レンチウイルスベクター及びその作製方法 |
発明の用途/応用分野 | 小脳神経疾患の遺伝子治療 |
概要 | 小脳プルキンエ細胞に選択的かつ高効率に感染するレンチウイルスベクター。このベクターで脊髄小脳変性症(SCA)原因遺伝子を正常マウスの小脳領域に導入したところ、SCAの症状(運動失調)を発現した。また遺伝性SCAモデルマウスに、このベクターでタンパク質分解系促進遺伝子を導入したところ、運動失調の顕著な改善が見られた。 |
2006-018 | |
特許出願日 (公開日) | 2006年8月2日(平成23年5月13日 登録第4734647号) |
発明者 | 吉川 弘明/岩佐 和夫/山田 正仁 |
発明者の紹介 | 金沢大学 保健管理センター 教授/大学院医学系研究科 助教授/教授 |
発明の名称 | 胸腺腫合併重症筋無力症の診断方法 |
発明の用途/応用分野 | 重症筋無力症患者の末梢血を用いた胸腺腫合併の診断 |
概要 | 胸腺腫合併重症筋無力症を特異的に検出する診断マーカー。重症筋無力症患者の末梢血採血で、胸腺腫合併の有無を診断できる。また、これまでは胸腺腫を合併した重症筋無力症が、他の重症筋無力症とは免疫学的な背景が異なると臨床的に推測されていたことを、本発明は免疫学的にその特徴を明らかにしたものであるため、重症筋無力症の研究に有用な手段を提供することとなる。 |
2006-017 | |
特許出願日 (公開日) | 2005年4月25日(平成23年8月17日 登録第4752051号) |
発明者 | 高倉 伸幸 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 がん研究所 教授 |
発明の名称 | がん幹細胞の作製方法 |
発明の用途/応用分野 | がんの治療、悪性化診断、予後診断法の開発 |
概要 | がん幹細胞やモデル腫瘍組織の作成方法、担がんモデル動物を提供する。該モデル組織やモデル動物は、より現実の腫瘍に近い悪性度を再現していることから、がんの発生や成長、転移などのメカニズムの解明や、インビボで有効な抗腫瘍剤の開発に極めて有用である。 |
2006-016 | |
特許出願日 (公開日) | 2004年8月23日( 平成22年9月24日 登録第4590629号 ) |
発明者 | 高倉 伸幸 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 がん研究所 教授 |
発明の名称 | Psf1遺伝子欠損動物およびその利用方法 |
発明の用途/応用分野 | 骨髄抑制疾患治療薬の開発・評価、造血幹細胞の調製方法 |
概要 | Psf1遺伝子欠損動物を提供する。該動物は、骨髄抑制疾患モデル動物として使用でき、骨髄機能改善剤のスクリーニングに有用。また、該動物を利用することで、造血幹細胞を効率よく調製することができる。 |
2006-013 | |
特許出願日 (公開日) | 2005年8月10日(平成19年2月15日 WO2007/018318) |
発明者 | 平井 宏和/寅嶋 崇 |
発明者の紹介 | 金沢大学 学際科学実験センター 助教授/金沢大学 大学院医学系研究科 助手 |
発明の名称 | 小脳星状細胞および籠細胞特異的な遺伝子発現方法 |
発明の用途/応用分野 | 小脳の機能解析/遺伝子治療 |
概要 | 小脳の抑制性神経細胞である星状細胞・籠細胞に特異的に発現するレンチウィルスベクター。これを利用して、星状細胞や籠細胞を選択的に脱落させることが可能になり、これら2種の神経細胞の役割を、協調運動、運動学習などの行動レベルにおいて解明することが可能となる。また、これまでできなかった星状細胞や籠細胞に限局した遺伝子発現の研究が可能となり、小脳の機能研究に有用な手段を提供することとなる。 |
2006-010 | |
特許出願日 (公開日) | 2006年1月5日( 平成19年7月12日 WO2007/078012 ) |
発明者 | 真田 茂/田中 利恵 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 大学院医学系研究科保健学専攻 教授/助手 |
発明の名称 | 連続X線画像スクリーニング検査装置、プログラム及び 記録媒体 |
発明の用途/応用分野 | CT画像とX線動画像を用いた動態画像診断支援技術 |
概要 | X線動画像から心電図の心拍位相に同期させた情報を生成し、肺内局所の血流を定量化する。X線動画像撮像は、撮像装置の前で10秒程度呼吸するだけであり、肺血流シンチグラフィー検査や肺血管造影検査のように、被験者に多大な負担をかけることがない。 |
2006-008 | |
特許出願日 (公開日) | 2006年2月13日(平成19年8月23日 特開2007-212407) |
発明者 | 根本 鉄/北村 敬一郎 |
発明者の紹介 | 金沢大学 大学院医学系研究科 保健学専攻 教授/助教授 |
発明の名称 | 非加熱型深部体温計およびそれを用いた深部体温計測装置 |
発明の用途/応用分野 | 体の深部の体温を高精度に測定する/体温管理モニタ、婦人体温計、手術後等における体温の経過観測、および抹消循環動態連続観察等。 |
概要 | 非侵襲的にヒータを使用しない小型で軽量な深部体温計。電池での駆動が可能なので、体に取り付けた状態での日常生活が可能。日常の体温をモニタすることで生体の活動リズム(バイオリズム)が把握できる。 |
2006-007 | |
特許出願日 (公開日) | 2006年2月10日(平成19年8月23日 特開2007-209572) |
発明者 | 立矢 宏 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 大学院自然科学研究科(工) 助教授 |
発明の名称 | パラレルワイヤ駆動機構を用いた上体の姿勢保持及び動作支援装置 |
発明の用途/応用分野 | 身体に装着する小型軽量の姿勢補助具/車いす、リハビリ、座位保持(シーティング) |
概要 | 腰部が不自由な下肢障害者が本装置を装着することで、上体の姿勢保持を行える。また、装着者自身がコントローラ等で能動的に上体の前後・左右・回旋動作を行うことができ、これまで困難であった座位姿勢での各種作業が健常者と同等に可能となる。 |
2006-006 | |
特許出願日 (公開日) | 2006年1月27日(平成25年1月11日 特許第5167539号) |
発明者 | 東 朋美/西條 清史/京 哲/井上 正樹 |
発明者の紹介 | 金沢大学 大学院医学系研究科 助手/教授/講師/教授 |
発明の名称 | 遺伝子多型およびその用途 |
発明の用途/応用分野 | 癌の予後診断方法、予後不良と診断された患者に対する癌治療剤の提供 |
概要 | 癌の予後を遺伝子を調べることで予測できる技術を提供する。また、本遺伝子多型に関わる新たな癌増殖メカニズムの解明により、本遺伝子の活性および発現をターゲットとしたこれまでにない癌治療剤も考えられる。 |
2006-001 | |
特許出願日 (公開日) | 2003年12月25日(平成21年7月10日 登録第4336821号 ) |
発明者 | 高倉 伸幸/山田 賢裕 |
発明者の紹介 | がん研究所 教授/助手 |
発明の名称 | 哺乳動物の骨髄細胞または臍帯血由来細胞と脂肪組織を利用した心筋細胞の誘導 |
発明の用途/応用分野 | 再生医療 心臓疾患の治療 |
概要 | 胎児期の万能細胞である胚性幹細胞(ES細胞)は容易に心筋細胞に分化可能であるが、倫理的および免疫拒絶の問題から、実際の医療には使用不可能である。本発明は脂肪細胞を心筋細胞に分化誘導することを可能にするもので、遺伝子操作を施していないため安全性が高く、移植対象個体の脂肪細胞を用いれば拒絶反応を起こすことなく移植可能な心筋細胞を得ることが出来る。 |
2005-024 | |
特許出願日 (公開日) | 2005年6月21日(平成23年8月12日 特許第4797173) |
発明者 | 真田 茂/田中 利恵 |
発明者の紹介 | 金沢大学 大学院医学系研究科 教授/助手 |
発明の名称 | X線診断支援装置、プログラム及び記録媒体 |
発明の用途/応用分野 | 肺機能の定量評価/X線診断支援システムへの応用が可能 |
概要 | X線動態データと形態データとの融合。肺機能の局所的な定量評価が可能。データ取得時の被験者負担が少ない(10秒間普通に呼吸するだけ)。 |
2005-020 | |
特許出願日 (公開日) | 2005年4月22日(平成18年11月2日 WO2006/115047、平成18年11月2日 特開2006-296346) |
発明者 | 金子 周一/篁 俊成/山下 太郎 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 大学院医学系研究科 教授/助教授/保健管理センター 助手 |
発明の名称 | 糖尿病の病態と関連して発現変動する遺伝子群 |
発明の用途/応用分野 | 糖尿病や肥満症などの病因解明、診断および新規治療法の開発 |
概要 | 糖尿病の病態と関連して発現変動する遺伝子を利用した、糖尿病や肥満症に関連して発現が変動する遺伝子の発現を測定する試薬、およびその試薬を用いた糖尿病、肥満症、糖尿病性合併症、動脈硬化症などの検出方法を提供する。 |
2005-019 | |
特許出願日 (公開日) | 2005年6月29日(平成19年1月4日 WO2007/000884) |
発明者 | 米田 幸雄/檜井 栄一/宝田 剛志 |
発明者の紹介 | 金沢大学 大学院自然科学研究科(薬) 教授/助手/教務職員 |
発明の名称 | 骨・関節疾患の予防・治療剤およびそのスクリーニング方法 |
発明の用途/応用分野 | 骨・関節疾患(骨粗鬆症やリウマチ等)の予防・治療薬 など |
概要 | 生体内に存在する特定の酵素の機能解析より、その酵素が骨・軟骨形成能を有し細胞の分化調節機能を有すること、さらに骨・関節疾患の予防または治療剤としておよび細胞分化を調節し得るスクリーニング方法などとして有用であると共に、遺伝子発現が調節された骨・軟骨形成能を有する細胞などを提供できることを見出した |
2005-018 | |
特許出願日 (公開日) | 2005年6月3日(平成18年12月7日 WO2006/129881) |
発明者 | 米田 幸雄/檜井 栄一/宝田 剛志 |
発明者の紹介 | 金沢大学 大学院自然科学研究科(薬) 教授/助手/教務職員 |
発明の名称 | 骨・関節疾患の予防・治療剤およびそのスクリーニング方法 |
発明の用途/応用分野 | 骨・関節疾患(骨粗鬆症やリウマチ等)の予防薬・治療薬の開発 |
概要 | 骨・軟骨形成能を有する細胞の分化調節、細胞分化を調節し得るスクリーニング方法、細胞分化に変化をもたらす多型等の変異の同定方法、細胞分化に対する動物の生体状態または細胞分化効率の判定方法、遺伝子発現が調節された骨・軟骨形成能を有する細胞などを提供する。 |
2005-017 | |
特許出願日 (公開日) | 2006年3月14日(2012年3月23日 登録第04951755) |
発明者 | 山本 靖彦、山本 博 |
発明者の紹介 | 医薬保健研究域 医学系 教授、理事 |
発明の名称 | RAGEポリペプチドの新規用途 |
発明の用途/応用分野 | 鞭毛を有する細菌に関連する疾患に対する治療薬のスクリーニング方法、鞭毛を有する細菌の検出方法、収集方法、および鞭毛を有する細菌に関連する疾患に対する治療剤 |
概要 | RAGEポリペプチドと鞭毛との結合に対する被検物質の作用に基づいて、該被検物質の鞭毛を有する細菌に関連する疾患の治療薬としての効果を評価する方法; RAGE ポリペプチドと被検試料とを接触させ、RAGE ポリペプチドと結合した細菌を鞭毛を有する細菌として検出する方法;RAGE ポリペプチドと試料とを接触させ、該試料中の、鞭毛を有する細菌をRAGE ポリペプチドと結合させることにより試料中の、鞭毛を有する細菌を収集する方法;ならびにRAGE ポリペプチドを含有する、鞭毛を有する細菌に関連する疾患の治療剤。 |
2005-016 | |
特許出願日 (公開日) | 2005年5月13日(平成18年11月24日 特開2006-316004) |
発明者 | 小川 数馬/森 厚文/柴 和弘 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 学際科学実験センター 助手/教授/助教授 |
発明の名称 | アポトーシスのイメージング剤 |
発明の用途/応用分野 | 生体内のアポトーシスの画像化 |
概要 | 生体内のアポトーシスを精密に画像化することは、癌、心筋梗塞などの種々の疾患の病態解明や治療効果予測に有用である。このようなアポトーシスのイメージング剤として、簡便な操作で99mTc標識が可能で、かつ非標的組織への放射能の集積が低減された化合物を提供する。 |
2005-015 | |
特許出願日 (公開日) | 2005年6月29日(平成19年1月4日 WO2007/001010) |
発明者 | 東田 陽博 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 大学院医学系研究科 教授 |
発明の名称 | パーキンソン病の治療のための医薬 |
発明の用途/応用分野 | パーキンソン病の治療のために高い有効性を有する医薬を提供する |
概要 | パーキンソン病の治療のための医薬であって、特殊遺伝子を組み込んだベクターを含む。インビボの実験でドーパミンの放出量が増加することが確認された。 |
2005-014 | |
特許出願日 (公開日) | 2004年11月26日( 平成18年12月7日 特開2006-327948 ) |
発明者 | 丸田 高広/駒井 清暢/山田 正仁 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 附属病院 協力研究員/大学院医学系研究科 助教授/教授 |
発明の名称 | 食後低血圧の改善剤 |
発明の用途/応用分野 | 食後低血圧の改善、食後低血圧に誘発される疾患・状態の予防 |
概要 | 食後の異常な血圧低下は食後低血圧と定義され、めまい、失神などの症状を誘発する。この治療剤として、従来使用されている交感神経刺激剤、ソマトスタチン製剤の問題点を解決する薬剤を提供する。本発明により提供される薬剤は、既に別薬効で上市されている薬剤であり、安全性などの懸念が少ないこともメリットとなる。 |
2005-012 | |
特許出願日 (公開日) | 2005年3月24日(平成18年11月2日 特開2006-297060) |
発明者 | 佐々木 次壽 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 大学院医学系研究科 講師 |
発明の名称 | 手術用顕微鏡及びそれを備えた診療システム |
発明の用途/応用分野 | 顕微鏡手術における施術者への指導・教育/遠隔手術への応用 |
概要 | 顕微鏡手術時に施術者が見ている顕微鏡画像に処理を施す。指導者が施術者に施術個所を的確に指示することや、遠隔地からリアルタイムでディスカッション、指導が可能。既存の手術用顕微鏡に後付けが可能。 |
2005-011 | |
特許出願日 (公開日) | 2004年11月26日(平成20年1月11日 登録第4061410号) |
発明者 | 所 正治 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 大学院医学系研究科 助手 |
発明の名称 | クリプトスポリジウム症の治療又は予防薬 |
発明の用途/応用分野 | 抗クリプトスポリジウム作用を有する化合物/医療、畜産(獣医学)、浄水(水道) |
概要 | クリプトスポリジウムは下痢症起因腸管寄生原虫の一つ。オーシストが付着した食品や手指を介して経口感染する。また、感染源のオーシストは塩素耐性を持つため、汚染水道水による集団発生が引き起こされている。畜産においては、若齢子牛の死亡および成長障害の原因となり、また、免疫不全患者での重症クリプトスポリジウム症は致死的であり、治療薬の開発が望まれている。本発明では優れた抗クリプトスポリジウム作用を持つ化合物を示す。 |
2005-010 | |
特許出願日 (公開日) | 2005年1月21日( 平成22年12月10日 登録第4639331号 ) |
発明者 | 越田 吉郎/宮地 利明 |
発明者の紹介 | 金沢大学 医学部保健学科 教授/助教授 |
発明の名称 | コーンビームCT装置 |
発明の用途/応用分野 | コーンビームCTの三次元画像の高画質化 |
概要 | シングルスキャン方式のコーンビームCTにおいて、コーンビーム・アーチファクトを低減する新たな画像再構築処理を提供する。本発明により高画質な三次元画像が得られる。 |
2005-006 | |
特許出願日 (公開日) | 2004年11月26日( 平成18年6月15日 特開2006-149583 ) |
発明者 | 宮地 利明 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 医学部保健学科 助教授 |
発明の名称 | データ処理装置、データ処理方法、そのデータ処理装置又はデータ処理方法に用いられるエコー画像データを得るための磁気共鳴撮像装置、及び、磁気共鳴撮像方法 |
発明の用途/応用分野 | MRI(磁気共鳴撮像装置)に適用可能。特に、エコー画像データから脂肪含有率を求める撮像方法に有効。 |
概要 | 人体の特定位置について複数のエコー画像データを取得し、各エコー画像データの信号強度の変化を所定の理論式を用いて補正することで正確なカーブフィッティングを行う。人体の脂肪含有率あるいは水含有率等を精度良く算出可能。 |
2005-004 | |
特許出願日 (公開日) | 2005年1月4日( 平成18年7月13日 WO2006/073202 ) |
発明者 | 源 利成 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 がん研究所 教授 |
発明の名称 | GSK3β阻害効果に基づく抗がん剤の評価方法 |
発明の用途/応用分野 | 新規薬剤・化学物質や遺伝子操作の抗がん作用評価。がん治療の新手法提供 |
概要 | GSK3β(グリコーゲン合成酵素キナーゼ3β)の細胞がん化作用を阻止する効果に基づいて、化学物質や遺伝子操作の抗がん作用を評価する新手法である。この評価方法の適用により、がん治療・予防効果を発揮する新たな薬剤、化学物質や遺伝子・分子標的治療法の開発を可能にする。 |
2005-002 | |
特許出願日 (公開日) | 2004年11月25日( 平成21年7月24日 特開登録4344825 ) |
発明者 | 真田 茂/田中 利恵 |
発明者の紹介 | 金沢大学 医学部保健学科 教授/助手 |
発明の名称 | 照射位置照合システム |
発明の用途/応用分野 | 放射線治療装置の照射位置自動照合システム |
概要 | 放射線治療の際に、照射計画画像(DRR)、照射野確認画像(LG)と実際の照射部位との位置合わせを自動的に行うためのシステム。技術者の経験や主観に拠らず、容易かつ高精度に行うことが可能。本システムの適用により、正常組織への被曝を最小にして効果的な治療を行えることが期待される。 |
2005-001 | |
特許出願日 (公開日) | 2004年11月17日( 平成17年11月4日 登録第3735676号 ) |
発明者 | 中尾 眞二 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 大学院医学系研究科 教授 |
発明の名称 | 再生不良性貧血患者血清に対する自己抗体の検出方法 |
発明の用途/応用分野 | 再生不良性貧血の診断、自己抗体の検出試薬 |
概要 | 再生不良性貧血は、骨髄低形成と汎血球減少を来たす他の疾患要因を除外して診断可能な疾患。その診断において、特異的な抗原抗体反応を用いることで、再生不良性貧血、特に自己免疫性の再生不良性貧血を、簡便に精度良く診断することが可能。 |
2004-032 | |
特許出願日 (公開日) | 2004年11月5日( 平成23年6月10日 登録第4756212号 ) |
発明者 | 髙橋 憲司 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 理工研究域自然システム学系 准教授 |
発明の名称 | レボグルコサンの製造方法 |
発明の用途/応用分野 | 医用材料の原料、生分解性プラスチックの原料 |
概要 | 特に安価な糖類を原料として、触媒を使用することなく、高収率でレボグルコサンを製造する方法に関するものである。 |
2004-024 | |
特許出願日 (公開日) | 2004年9月27日(平成19年6月1日 登録第3964417号) |
発明者 | 染井 正徳 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 大学院自然科学研究科(薬) 教授 |
発明の名称 | インドール誘導体を有効成分とするα2受容体遮断剤及び血管拡張剤 |
発明の用途/応用分野 | 勃起不能治療(催淫)薬、抗糖尿病薬、抗喘息薬、血小板凝集阻害薬等 |
概要 | α2受容体遮断作用及び血管拡張作用を有する、構造の単純な化合物を提供する。本発明の化合物は、分子量も小さく簡単な構造であり、効率良い合成ルートも確立済みである。公知のα2受容体遮断薬であるヨヒンビンは同様な作用を示すが、天然物として抽出するか、煩雑な合成を余儀なくされ、かつ副作用も強い劇薬であるのに対し、本化合物ははるかに優れている。 |
2004-024 | |
特許出願日 (公開日) | 2004年12月18日( 平成22年8月20日 登録第4568840号 ) |
発明者 | 山田 正仁/小野 賢二郎 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 大学院医学系研究科 教授/神経内科病棟医長 |
発明の名称 | アルツハイマー病の検査方法 |
発明の用途/応用分野 | アルツハイマー病の早期発見、痴呆の進行度の把握 |
概要 | アミロイドβ蛋白の重合の程度を正確に検査可能。試料採取時の患者への負担が少ない。簡便かつ極めて正確な判断が可能。 |
2004-022 | |
特許出願日 (公開日) | 2004年4月2日(平成16年7月14日 登録第3104404号) |
発明者 | 生田 宗博 |
発明者の紹介 | 金沢大学 医学部保健学科 教授 |
発明の名称 | リハビリテーション・福祉のための自立用具 |
発明の用途/応用分野 | 足腰が不自由な方、片麻痺等を持つ方の自立を補助する用具 |
概要 | 片麻痺等の障害を持った人はバランスを取ることが困難である。この自立用具は通常の水平に設置された手すり等に比較し、起立時の力が少なくて済みまたバランスも容易に取れることから、そういった患者の恐怖心を無くし、自立に向かわせる効果が大きい。また、介助人が必要な場合でも少ない人数(実質1人)での介助を可能にする。製品紹介 |
2004-021 | |
特許出願日 (公開日) | 2004年9月10日(平成23年10月14日 登録第4840774号) |
発明者 | 笹川 寿之 |
発明者の紹介 | 金沢大学 医学部保健学科 助教授 |
発明の名称 | 経口投与ワクチン |
発明の用途/応用分野 | HPVワクチン |
概要 | 子宮頚癌のリスク要因となるヒトパピローマウイルス(HPV)感染を予防するワクチンを提供する。本発明のワクチンは、経口投与が可能であるため、投与を受ける患者の苦痛を軽減することが可能であり、且つ大量作製が可能であるため低価格で製造することが可能である。また、本発明のワクチンは、HPVに対する抗体を誘導する目的ばかりでなく、一旦誘導された抗体価を維持するための追加ワクチンとしても利用できる可能性がある。 |
2004-019 | |
特許出願日 (公開日) | 2004年7月13日(平成18年2月2日 特開2006-028040) |
発明者 | 高橋 憲司 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 大学院自然科学研究科(工) 助教授 |
発明の名称 | アンヒドロ糖の製造方法 |
発明の用途/応用分野 | 医療材料の原料、生分解性プラスチックの原料 |
概要 | レボグルコサン等のアンヒドロ糖を、常圧下で、しかも副生成物の発生量を少なく抑えつつ得ることができる。常圧下で製造できるため装置が簡略化できるだけでなく、安全かつ簡便に操作ができる。抗癌剤や抗HIV剤の原料、生分解性高分子の原料として有用なアンヒドロ糖を安価で大量に製造することが可能である。 |
2004-014 | |
特許出願日 (公開日) | 2004年4月30日(平成17年11月10日 特開2005-312402) |
発明者 | 米田 幸雄/檜井 栄一 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 大学院自然科学研究科(薬) 教授/助手 |
発明の名称 | グルタミン酸伝達系を利用した骨・軟骨疾患治療薬の評価方法 |
発明の用途/応用分野 | 骨・軟骨疾患治療薬の開発、評価 |
概要 | グルタミン酸伝達系を介した骨・軟骨細胞の分化増殖のメカニズムを解明し、骨・軟骨疾患の予防又は治療のための新たな手段を提供する。本発明者らは、グルタミン酸伝達系を介した骨・軟骨細胞の分化増殖あるいは代謝の制御により、骨・軟骨系疾患の予防や治療が可能になることを見出し、更にこの知見が治療薬のスクリーニング法に応用できることを見出した。 |
2004-005 | |
特許出願日 (公開日) | 2004年3月2日(平成17年9月15日 特開2005-245247) |
発明者 | 小川 智/堀 修 |
発明者の紹介 | 金沢大学 大学院医学系研究科 教授/助教授 |
発明の名称 | Herp欠損細胞を利用した評価系 |
発明の用途/応用分野 | 小胞体ストレスによる細胞死を抑制する薬剤のスクリーニング系 |
概要 | 小胞体ストレス感受性でアルツハイマー病との関連が示唆されているHerp遺伝子を欠損させたマウスF9細胞を用いたスクリーニング系を提供する。この細胞は、安定且つ取扱いが容易であり、アルツハイマー病やパーキンソン病治療薬等の小胞体ストレスによる細胞死を抑制する薬剤のスクリーニング系に利用できる。 |
2003-018 | |
特許出願日 (公開日) | 2003年9月26日(平成17年4月21日 特開2005-104850) |
発明者 | 山田 正仁/小野 賢二郎 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 大学院医学系研究科 教授/助手 |
発明の名称 | アルツハイマー病の治療薬および予防薬 |
発明の用途/応用分野 | アルツハイマー治療薬および予防薬、又は栄養補助食品 |
概要 | 赤ワインに成分として含まれるポリフェノール類が、脳組織に沈着して毒性を示すβアミロイド線維の生成を抑制する作用と、既に生成し脳組織に沈着したβアミロイド線維の分解を促進する作用との両方を有することから、同ポリフェノール類を用いたアルツハイマー病の根本的治療薬及び予防薬を提供する。 |
2003-008 | |
特許出願日 (公開日) | 2003年5月16日(平成18年2月24日 登録第3772188号) |
発明者 | 東田 陽博 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 大学院医学系研究科 教授 |
発明の名称 | 神経変性疾患治療薬又は遺伝性脳疾患治療薬のスクリーニング方法 |
発明の用途/応用分野 | 抗痴呆薬や抗てんかん薬等の神経変性疾患治療薬又は遺伝性脳疾患治療薬の開発 |
概要 | カリウムイオンチャンネルタンパク質のイオン透過性を従来とは異なる機構で制御する抗痴呆薬及び抗てんかん薬を効率的に選抜する方法を提供する。 |
2003-004 | |
特許出願日 (公開日) | 2003年4月8日(平成18年6月9日 登録第3811803号) |
発明者 | 浅野 雅秀 他 |
発明者の紹介 | 金沢大学 学際科学実験センター 教授 |
発明の名称 | IgA腎症発症モデル非ヒト動物 |
発明の用途/応用分野 | IgA腎症の発症機構の解明や治療薬の開発 |
概要 | IgA腎症の発症機構の解明や根本的な治療薬の開発に有効なIgA腎症発症モデル非ヒト動物を提供する。 |
特許出願日 (公開日) | 2010年2月10日(2011年8月10日公開 ) |
発明者 | 清水 宣明、仁宮 一章
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発明者の紹介 | 環日本海域環境研究センター |
発明の名称 | ヒト肝臓がん細胞HepG2に特異的な結合性を有するDNAアプタマー
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発明の用途/応用分野 | 肝臓がん治療薬開発
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概要 | ヒト肝臓がん細胞HepG2に特異的な結合性を示すDNAアプタマーの提供をする。ヒト肝臓がん細胞HepG2に対して、特異的な結合性を有する12種のDNA塩基配列を有することを特徴としている。 |